エンタープライズシンガポールはイノベーション・アライアンス・ネットワークをホーチミン市に拡大

エンタープライズシンガポールは、グローバル・イノベーション・アライアンス・ネットワークをホーチミン市に拡大し、シンガポールの新興起業の技術をベトナムで新たに勃興するイノベーションシーンに吹き込もうとしている。

2017年から始まった当初案では、シンガポール人、学生、起業家、企業が海外での経験を積み、海外のパートナーと協力するチャンスが増えることを目指している。

同ネットワークにホーチミン市を含め、エンタープライズシンガポールは、シンガポールに拠点を置く企業向け大手ベンチャーファンド、Quest Venturesおよびベトナム南部の同市にある科学省傘下の代理当局サイゴンイノベーションハブとの間で覚書(MOU)締結に至った。

署名は昨日、ホーチミン市の共有ワークスペースであるWeWorkで行われた。

覚書に沿い3者のパートナーは、ホーチミン市のイノベーションエコシステムにシンガポールの新興企業を紹介し、ベトナムのパートナー、投資家、顧客と結びつけるキュレーションプログラムを編成することになる。

また、シンガポールの新興企業やベトナムの革新的企業へ学生のインターン機会をより多く提供する。

今年9月の開業を目標に最初に送り込まれるのは最大10社のシンガポールの新興企業であり、今後12か月で更に2回のプログラム実行が予定されている。

グローバル・イノベーション・アライアンス・ネットワークの一環として、ニー・アン・ポリテクニックはベトナムの新興企業と6つの覚書を取り交わした。

ベンチャービルダーのAlley51 Ventures、開発者、デザイナー、データサイエンティスト向けのトレーニングスクール、CoderSchool、企業者の外国語習得のELSA Corp、Lazada Vietnam、Quest Ventures、Saigon Innovation Hubの6社だ。

エンタープライズシンガポールの最高経営責任者Png Cheong Boonが言うには、昨年のベトナム新興企業の獲得資金は9億米ドル(12億シンガポールドル)近くに及び、2017年の3倍以上だった。「技術に精通した若者たちの増加と政府の強力な支援もあり、技術的新興企業とSME(中小企業)にとってベトナムは成長市場です」と彼は言う。

グローバル・イノベーション・アライアンス・ネットワークは現在、世界の11都市と繋がっている。

タイのバンコク、中国の北京、蘇州、上海、ドイツのベルリンとミュンヘン、インドネシアのジャカルタ、フランスのパリ、日本の東京、アメリカのサンフランシスコ、そして今、ベトナムのホーチミン市とも繋がった。